チャンスを与えたかった
DeNAの、かの記者会見において、過去に問題を起こした者の雇用について問われたとき、南場氏のからは、
「チャンスを与えたかった。」
との回答があった。
この回答について、
リスクのある人物の採用
を、不安に感じるか感じないかについては、議論の余地があるように思う。例え、村田マリ氏に近かったとしてもだ。
不安の度合いが高い順に、採用、裁量を考慮して、
⑴不採用にする
⑵条件付きで採用する、例えば最低限の裁量しか与えないなど
⑶採用するが、他の社員と同じ待遇にする
⑷採用し、他の社員より裁量を与える
が考えられる。
実際がどうであったかは、知る余地がないが、
現実には⑴と⑵にものすごく壁があるのではないか。実際、大手企業ほど、採用には何重もの面接という慎重な選定ステップがある。
その壁を簡単に超えられてしまった、その事実が何を意味するのか、じっくり考えたい。